「interOpto2024 -光とレーザーの科学技術フェア-」に出展します
先端技術センターは、国立天文台産業連携室と協力してパシフィコ横浜で開催される「interOpto2024 -光とレーザーの科学技術フェア-」に出展します。
国立天文台ブースの一角に、「見えない星を見る技術」を暮らしの中へ「見る」を極める 「測る」を極めるといったテーマのもと、「補償光学(Adaptive Optics)の汎用可搬補償光学実験系による、 顕微鏡および望遠鏡を用いた大小の異なるスケールでの揺らぎ像補正のデモンストレーション」を行います。
本センターでは、天文観測において望遠鏡向けに開発している”星のゆらぎをシャープに補正する” 補償光学技術を天文以外の光学機器や通信に応用する研究を進めています。例えば補償光学を顕微鏡に実装すると、 観察部分に近接した組織由来の収差を補正し、観察部分の組織や細胞をシャープに写し出すことができます。 またこの技術は、大気ゆらぎを補正することで大容量かつ高品質な光通信を人工衛星と 地上の間で実現することにも有望です。
微弱な光をとらえるために日々開発している技術や研究は、宇宙と社会をつなぐ架け橋にもなります。ぜひ国立天文台のブースにお立ち寄りください。
日時:2024年10月29日(火)~31日(木) 10:00-17:00
会場:パシフィコ横浜 展示ホールC
ブース :No. A-37 (オプティクスフェア)