SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation (Yokohama, Japan)

SPIE - The International Society for Optical Engineering, （国際光工学会）の「 Astronomical Telescopes + Instrumentation」は、2年ごとに世界各地で開かれる、天文に関する地上や宇宙のプロジェクト、望遠鏡、観測機器、その他、基盤技術の情報を共有する一大イベントで、今回初めて日本で開催されます。知識と経験とアイデアを持った世界中の天文学者やエンジニアが一同に集う場であり、先端技術センターからも10名前後のメンバーが出席し発表を行います。

エキシビジョンでは国立天文台がブースを出展しており、ALMA、すばる、TMTプロジェクトと共に先端技術センターも参加します。同センターは、「設計」「製造」「システム試験」「評価」を一貫して進めることができる日本の天文業界でも稀有な部署です。地上から宇宙に至る観測装置開発を担っており、今回、ALMA、すばる、TMTに関連した、“バンド８受信機カートリッジ”、3D金属プリンタで作られたバンド1受信機コルゲートホーン、超精密加工機で作られた721素子のシリコンレンズアレイ、ワイヤー放電加工機で作られたデフォーマブルミラー、また極低温環境におけるウォームギア試験、回転ステージ、光学部品の保持などの技術を紹介しています。

エキシビジョン日時：
　　　2024年6月18日(火)　10:00-17:00
　　　2024年6月19日(水)　10:00-17:00
　　　2024年6月20日(木)　10:00-14:00

会場：パシフィコ横浜　ノースホール

関連リンク
・SPIE Astronomical Telescopes + Instrumentation (16 - 21 June 2024)